種類 講　義

開催日時2018/10/20, 27, 11/3　9:00 - 17:00

場所 コープこうべ協同学苑／神戸大学学術・産業イノベーション創造本部 大会議室

本講義は、問題の定義が不明確（悪定義）で、解決手段が不明確（悪構造）で、唯一最適解が存在するにように設定されていない（悪設定）問題に対峙する際に必要な思考方法を習得し、新しい知を創造できる人を育成することを目指します。具体的には、論理的思考、システム思考、デザイン思考の3つの思考方法を習得し、課題を解決しながら、思考方法を使いこなすことに挑戦してもらいます。

今年度は、生活協同組合コープこうべとHULT PRIZE @Kobe Universityと協働し、「To provide meaningful jobs for 10 million young people within the next decade（今後10年以内に1000万人の若者に有意義な仕事を提供する）」というテーマで課題解決型ワークショップを実施します。世界最初の生活協同組合であるロッチデール組合は、当時の労働者の劣悪な生活環境を改善すべく、労働の意義と労働者の社会的地位向上を目指して設立されました。その理念を受け継いでいるコープこうべが、社会課題に対する優れたソリューションアイデアを探索しています。本授業で受講生から提案されたアイデアが優れている場合、その実現に向けて、コープこうべの新規事業として採用される可能性があります。また、授業中にまとめたビジネスアイデアを12月16日（日）開催予定のHULT PRIZE神戸大学大会にて発表することもできます。

受講生は、10月20日9:00に神戸大学六甲台第2キャンパスロータリーに集合してください。